サービス
日本楽器工房はお客様の大切な楽器に寄り添い、メンテナンスや修理・調整などのご要望をお伺いしながら、様々なプランをご提示いたします。
●修理・調整の流れ
●よくある質問
●修理の一例
●修理・調整の流れ
ご依頼の受付からご返却まで、明瞭に分かりやすく進めてまいります。
以下、サービスの流れをご参照いただき、ご依頼くださいませ。
01.
お申込み・受付
日本楽器工房では、お客様に楽器の症状を伺いながら、一緒に楽器の状態確認・診断を行っております。
他のご予約や混雑などにより、お待たせすることのないよう、まずはご一報いただけると安心です。
お送りのお客様も同様に、事前にご連絡をお願いいたします。
02.
お見積り
お客様と確認した状態や診断により、必要な処置プランをご提示いたします。
お客様のご要望により、ご予算や納期、処置内容など、プランニングいたします。
お送りのお客様も楽器到着後に十分な診断を行い、ご要望に沿ったプランをご提示いたします。
03.
修理・調整
専門の技術者が、楽器の状態やプランに合わせて、最良のコンディションになるよう適切な修理・調整、メンテナンスを施します。
軽度な処置や事前のご予約により、当日にご返却できる場合もございます。
お急ぎの際は、事前のご予約をお勧めいたします。
04.
ご確認・ご説明
お渡し時にお試しいただき、奏者に合わせての微調整もその場で承ります。
ご確認と合わせ、店頭で作業内容や処置について、ご説明します。
お送りご希望のお客様の楽器は丁寧に梱包して発送いたします。
05.
お支払い・お引渡し
楽器ご確認後、料金をお支払いいただきお引渡しとなります。
お支払方法は『現金』『銀行振込』『クレジットカード』『電子マネー等キャッシュレス決済』などがお選びいただけます。
ご注意
・お送りの場合の送料は、お客様のご負担となります。
・お引渡しはご精算確認後となります。
・銀行振込の場合、振込手数料はお客様のご負担となります。
・処置の内容により、再調整の保証期間を設けております。
●よくあるご質問
これまでの経験で多くいただいている質問と回答の一例です。
そのほかにもご質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
Q.予約しないと駄目ですか?
A.ご予約をお勧めします。
楽器の状態や機種により、事前にパーツの取り寄せが必要な場合や混雑状況によっては予約優先となるため、対応が難しい場合もございます。
まずはご相談いただけると幸いです。
Q.自分でパーツ交換できますか?
A.お勧めしません。
パーツの交換には、機能・音響・耐久性など、様々な効果があります。
専門技術者の処置でなければ、その効果を最大限発揮することができません。
Q.調整のペースはどのくらい?
A.約半年がお勧めです。
ご使用頻度や使用時間にもよりますが、経時変化を踏まえて、半年ごとの点検をお勧めしています。
不良個所の早期発見で、より良いコンディションで演奏しましょう。
●修理の一例
過去に実施したリペア技術の一例です。
修理過程など詳細は、店頭でご覧いただけます。
Before
ジョイント折れ
ただ接着するだけでは強度は出ませんが、バスクラリネットの管体交換だと数十万円、納期も数カ月掛かってしまいます。
after
完全修復
ジョイント木部は制作し、音響への効果を最小限に留め、強度を保つ、独自の補強管埋没工法を施しています。
管体交換に比べて費用と納期は、格段に抑えられます。
Before
管体凹み
凹みは楽器によって様々ですが、外観や機能面、音響的などに悪影響を及ぼします。
after
完全修復
修復後は若干くもりが残りますが、内面形状や外観は元通り。状況により溶接の脱着で最良のコンディションに復元します。
Before
管体破損
指掛部分が大きく破損し、金具の取り付けができません。
修復と合わせて、完全な強度の復元が必要です。
after
完全修復
同質の木材を使用して、穴と破損部分を完全に修復。
新たに穴をあけて金具が取り付けられる状態になりました。
Before
管体曲がり
サックスに限らず金属製の楽器は、様々な要因で曲がってしまいます。機能と音響は勿論、本来の形状への復元が必要です。
after
完全修復
金属の集中したストレスを解消しながら、機能や音響面を考慮し、本来の形状へ復元します。金管楽器は管体歪みに起因する動作不良も考えられますので、修理の際は注意が必要です。
Before
ジョイント破損
ジョイントが折れるだけでなく、欠片も無くなっています。
管体交換だと数十万円、納期も数カ月掛かってしまうこともあります。
after
完全修復
内面樹脂部分は制作し、音響への効果を最小限に留め、強度を保つ、独自の補強管埋没工法を施しています。
管体交換に比べて費用と納期は、格段に抑えられます。